箱庭療法って、どんないいことあるんだろう？

ある方から「無意識ってあるんですか？」と訊かれ

私は、「ありますよ」と返答。

そこから始まって、フロイトが無意識を発見したいきさつを

私の知っている知識から説明いたしました。

ええと、そこで思ったのは、現代人はどうも目に見えないもの、

理論的に証明されないものは信じない傾向が、かなり多いように思いました。

その時私が必死に説明したのは、無意識の存在です。

人間の意識レベルが、やや無意識レベルに落ちている時は

人間の判断機能が、休止状態になります。

それは、やや軽めの催眠状態にあるということで、副交感神経が優位になるので

体と心がリラックス状態になり、心地よくなるのです。

そして、軽い催眠状態から目覚めたときは、

スッキリ感を味わえます。

さて、

コラージュを作ったり、箱庭を作っている時も同様です。

必死で何かに打ち込んでいると、みんな元気になります。

脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)の影響もあるのですが

芸術療法の効果も同様に説明できます。

一般的に何かに没頭することである程度のスッキリ感を味わうことが出来ますが。

作品作りに没頭して、出来あがった作品から自分を発見することが出来るコラージュや箱庭は

気分転換と、自己発見に役立ちます。