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さちこのONE-STEP-FORハピネス

2018/07/03 時間の流れ

 

1日24時間、誰でも何処にいても、同じ時間がながれている。しかし、「今日は一日が長かった・・・」と感じることもあるし、「あっという間に一日が終わってしまった」と言うこともある。人間が感じるその時間の流れの速さには、なにか違いがあるようだ。

都会に住んでいる私は、毎日がとても早く過ぎていくと感じる。しかし、生まれ故郷の田舎では、時間はゆったりとても穏やかに過ぎていくようである。その違いはいったい何処から来るのだろう。
例えば、風景写真一枚に含まれる物語は、生まれ故郷の田舎と都会では明らかな違いがある。その違いのひとつの要因として、その風景に含まれる物語の長さがあるのではないか思う。

 

都会の風景の一枚は確かな一瞬であるが、次の一枚へと有無を言わさず切り替わってしまうように思う。その風景を鑑賞している暇がない。しかし、田舎の写真一枚は切り替わり方が遅い、なかなか切り替わらない。生まれ故郷の風景写真一枚には、様々の物語が含まれているので、たった一枚からでも思い出が溢れるからだろう。多分、これは私のノスタルジーに関係しているのかもしれない。
生まれ田舎の風景写真一枚には、私の嘗ての歴史も二重に写されているのだ。

 

今も昔も無人駅である駅舎の写真には、この駅から街の高校に通った長い歴史も一緒に写されている。たった一枚ではあるけれど、溢れるような思い出が、次から次へと思い出され、流れ出る。

それにしても驚いた、あのザワ線に、サクランボ観光列車が走っているなんて!

 

綺麗に整備された駅舎も洒落た観光列車も素敵に輝いていたけれど、私の中では昔のままの無人駅と煤ちゃけた2両編成車両がダブルで見える。

サクランボ列車に圧倒されていた私の脳裏を、今の時間と一緒に、その昔の時間も同時に流れていたのかもしれない。感情時間はゆったりと流れている。

 

 

 

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