カウンセリングに生かす、ユングの夢についての考え方

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カウンセリングに生かす、ユングの夢についての考え方

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2019/02/14 カウンセリングに生かす、ユングの夢についての考え方

こんにちは、皆さまの未来をサポートするカウンセラー藤井幸子です。

 

今日は、ユングの夢についての考え方に、少し触れてみようと思います。

 

ユングは、1875年スイスに生まれた心理学者で、精神科の医師でもありました。『精神分析』で有名なフロイトとは一時親しくしていましたが、無意識に対する考え方の違いから、袂を分かったという経緯があります。

フロイトは、夢に登場した事柄というものは、忘れてしまいたいものが個人的な無意識部分に抑圧されてギュッと入れられてしまった結果、収まりきらずに夢に現れる、と考えました。

一方、ユングは、忘れてしまいたいものが入っている個人的無意識の奥に、更にもうひとつの深い無意識があると考えました。それが全人類共通の集合的無意識です。その集合的無意識が、夢に大いに影響を及ぼしていると考えました。

そして、夢には「補償」という働きがあるとしています。「補償」とは、専門用語なので解りにくいかもしれません。

 

「補償」について、ユングは、『夢は、パーソナリティの中に眠っていたものを呼び覚まし、人間関係の中で無意識になっていたものを露わにする。 ………… この補償的な習性のおかげで、徹底的に実施された夢の分析は新たな視野を開拓し、懸念されていた停滞を乗り切らせる新たな道を切り開いていくのである。』(ユング「夢分析論」みすず書房)としています。

そして、この「補償」の働きは、一回ぽっきりの働きではなく、その方の人生の計画に基づいて働いており、全体として秩序的に働いて進んでいく、ともしています。

夢は、無意識からのプレゼントです。今の自分にどんなことをプラスすれば、現状を乗り切れるのかを教えてくれている、価値あるものなのです。

 

また、すべての夢が等しく重要なのではなく、意味のある夢は長く記憶に残ることが多いとしています。

当相談室のカウンセリングで夢分析を行う際は、ひとつの夢だけで行うより、2つくらいの夢をご報告いただいた方が、私自身、自信を持ってお役に立てると感じています。

 

オフィスフジイ相談室では、皆さまの夢を、これからの人生に活かしていくお手伝いをしています。

夢分析は「電話カウンセリング・ボイスマルシェ」からも受け付けています。

 

お申し込みをお待ちしています。

 

 

 

 

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