なぜ、箱庭を作ると癒されるのか、ご存知ですか？

こんにちは、心理カウンセラーのふじいさちこです。

「箱庭って、どういうところがどういうふうに面白いの？…」と、友人に訊かれました。

箱庭療法は、スイスの子どもの心理療法家ドナ・カルフ女史が、1956年に創案したユング心理学に基づく非言語の心理療法で、子どもにも大人にも可能な療法です。

砂が入った箱(縦52cm×横75cm×深さ7cm)に向かって立ち、砂を自由にかき混ぜます。この自由にかき混ぜるというのが、気持ちいい…です。そのあと砂箱の中に、気に入ったおもちゃを置いて、心のおもむくままに風景をつくります。

心のおもむくままに箱庭を作ることは、心の重心を無意識世界に移していくことなので、意識的な世界を生きている現代人にとっては、心の全体性を回復していくことにつながります。作品を作り終えてみると、とても爽快です。

その爽快感が、何とも言えずうれしいのです。

ユングは、「無意識の中には、適切な条件の元で自らを癒そうする自律的な傾向がある」と考えていました。つまり、箱庭を無心に作り続けて行くと、知らず知らずのうちに自分が癒されて、爽快になって行くのです。

箱庭は、基本、無言で取り組みます、コロナ禍でも安心安全に作業が出来ます。

オフィスフジイ相談室は、換気やアルコール消毒、マスクを準備し、コロナ対策を行っております。

「箱庭サロン」は1回3,000円で箱庭体験が出来ます。お気軽にお試しください。