職場の人間関係

職場の人間関係の問題は、非常に差し迫った問題でもありますが、

今日はちょっとマクロな視点で考えてみよう思います、どうぞお読みください。

もし、あなたが職場の人間関係について誰かに相談されたら、簡単にこちらの考えを述べ安易なアドバイスをするよりは、相談者が自分で判断する手助けをするほうが良いと思います。

でも、カウンセリングの場では、私、結構具体的なアドバイスをしています。

何故なら、”今、困っているお客様”をまずそこから救い出さなければならないからです。

そして、その次にもうひとつアドバイスすることにしています。

そのアドバイスは、短絡的に問題を解決する“How to” ではなく、お客様にご自分でご自分の問題を考えていただくためのアドバイスです。

人間関係の問題では、自らが自分はどうしたいのかを考え、対策方法を自分で講じていくことが大切だと思うのです。

それが、根本解決につながっていくように思います。

そのために、会社ではというより、普段どんな生き方をしていれば、人間関係がうまく運ぶのでしょうか、考えてみました。

それは、“正直”な人間かどうか、“信用”を積み重ねているかどうか、

このあたりが大切だと思うのです。

 “正直”な人は、結局は“信用”されます。“正直”な人は、何か会社で困ったことが起き、自分も関わる事態であった場合、まず、自分に何か落ち度はなかったかと一度は考えると思うのです。

自分を省みることなく、環境のせいにしたり、他人のせいにしたりしないと思うのです。

そうした毎日の積み重ねは、その方の“信用”を生み、社内で信用される人間なっていくので、人間関係も比較的スムースに繋がって行くと思うのです。

カウンセリングの場面で、“○○さんに××された”　と、いつも被害者意識が強い発言をする方に、自己主張のアサーションを指導すると、見事に職場での人間関係が変わったり、その方の信用度が上がることがあります。

アサーションは、如何にして正直な自分を表現するかの方法なので、うまくできるようになると行動が変わり、人間としても信用されていくようです。

マグノリア