夢分析の実際・河合隼雄先生

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夢分析の実際・河合隼雄先生

さちこのONE-STEP-FORハピネス

2018/07/13 夢分析の実際・河合隼雄先生

 

西日本豪雨で被害に合われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。

 

さて、河合隼雄先生はもうお亡くなりになりましたが、ユング派分析家として非常に有名な先生です。亡くなられる直前、文化庁長官もやられたので心理系の方でなくてもご存知の方も多いかと思います。

NHKEテレ「100de名著」という番組で、河合俊夫先生がご自身の父である河合隼雄先生の業積を解説し、ユング心理学の夢分析や箱庭療法を分かりやすく説明して下さっておりました。

 

面白かったのは、学校に行くことが出来ない中学生の少年がある夢をみて、その夢から河合隼雄先生は少年が家庭で行動が制限されていることに思いが至り、そのことについて面接が行われ、少年は自分が学校に行けない理由自分なりに理解してその後、学校に行けるようになった、という事です。

 

夢の内容は、“肉のような塊が渦になって、自分はその前で立ち尽くしている”という内容でした河合隼雄先生は、この肉の塊は“太母”という素材(元型)で、母親が持つ子どもを飲み込んでしまうような愛情の一部分を象徴している述べております

少年は、自宅で過保護に扱われて自由が制限された生活をしているので、自分に自信が持てず、集団生活に馴染めなかったようです

 

河合隼雄先生との面接を経て、少年が自分の不登校の理由がわかった事によって、少年が自分を変えていくことに繋がったと河合俊夫先生は述べていました。不登校は、少年が豊かになるチャンスでもあったという事になります

 

私たちは、なんだか理由がわからず何かに囚われ困っている時、訳がわかると「そうかそういう事だったのか…訳がわかったから、もうこの事は終わりにしよう!」と思えて、次のステップに進むことが出来ます。

夢には、その“わかる事”を助けるための無意識からのメッセージが詰まっています

 

当相談室では、夢分析も行います。

お気軽に、おいで下さいませ。

 

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