竹内まりやと故郷の街とカウンセラーの心

オフィスフジイ相談室

03-3666-8848

〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町4−3 サンコー・フジスター共同ビル1階

営業時間/AM10:00~PM7:00(PM6:00まで入室) 定休日/金曜・日曜・祝日

竹内まりやと故郷の街とカウンセラーの心

さちこのONE-STEP-FORハピネス

2019/05/13 竹内まりやと故郷の街とカウンセラーの心

友達のお母様が亡くなり、昨日、葬儀に出席するため実家に向かいました。

私の父母は既に亡くなっているので、実家に住んでいる人は誰もいないのですが、

実家はいつものように私を招き入れてくれます。実家で着替えて、お寺に向かいました。

 

友人は喪主で、喪主のあいさつもしっかりとこなして立派でした。

 

また実家に戻って着替え、懐かしい街に夕食所を求めて車を走らせました。

名物の冷たい肉そばを食べようと思ったのに、既に売り切れ…

「ええ、まだ夕方だよ~、どうしてェ!」と、まさに振られた気分です。

それではと思い、「冷やしラーメン」を求めて、今、来た道を戻りながら、

山形の人って、ホント冷たい麺が好きだなぁと思いました。

 

そして、運転しながらチラチラと考えたのです。

両親がいなくても私を迎えてくれる家があるという事は、私のホームベースがまだ確保されているようで、私の心のひとつの拠り所です。でも、両親がいない街は、訪れる度に少しずつどこかよそよそしくなったように感じるのです。

「ここはもうあなたの街では無いのよ…」とでも言っているかのようでした。

 

竹内まりやの「駅」という歌があります。

 

『見覚えのあるレインコート…

早い足取り、紛れもなくやってくるのはあの人…

昔愛していたあの人なのですぐにわかる

 

懐かしさの一歩手前で、こみあげる苦い思い出

言葉がとても見つからないわ

あなたがいなくてもこうして元気で暮らしていることを

さりげなく告げたかったのに……』

 

葬儀を終えて、故郷の街で感じた思いは、この「駅」の情感に似ていました。

そういえば、この街には私の初恋の人が、多分、今も住んでいるはず、

両親への思いと、初恋の人への思いが重なりました。

 

竹内さんは還暦を過ぎているとか、驚きました。

私も、もちろん還暦をこえてますが、彼女の感性の豊かさは、実に羨ましい。

彼女の歌詞の魅力は、白黒をつけないこと、歌詞に編成があること、五感に訴える言葉がちりばめられていること、等々。それは心を伝える力が抜群に高く、その思いがはっきりと歌詞に込められているからだと思いました。

 

私が大事にしたい、カウンセリングのこころにも通じます。

 

 

■■―――――――――――――――――――
電話番号 03-3666-8848
住所 〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町4−3
サンコー・フジスター共同ビル1階
営業時間 AM10:00~PM7:00(PM6:00まで入室)
定休日 金曜・日曜・祝日
―――――――――――――――――――■■

TOP