箱庭の砂には癒しの効果はもちろん、もっと沢山の意味があります！

こんにちは、心理カウンセラーのふじいさちこです。

今日は箱庭の「砂」についてです。

箱庭の砂の感触は何といえない感触です、言葉ではうまく説明できません。

箱庭を作るとき、最初に触れる「砂」の感触に、皆さん、ハッと驚かされます。
先日、何度か箱庭制作に参加した方から、改めて驚きの言葉を聞きました。
「砂をいじってる感触って、ホントに何とも言えませんよね！！」
私も、ホントにそう思います。

箱庭を前にして、まず行うのが、砂をかき混ぜることですが、
もちろん「手」でかき混ぜます。
「手」というのは、意識的に動かすことが出来ますが、無意識的にも働いてくれています。

人間は何かを創造するとき、手を使う事によって創作物が現実化します。
「手」は人間の内的世界を、外的世界に橋渡しをする大事な役割を果たしているわけです。

皆さんも、こんな経験はありませんか？
人間関係で怒りがこみあげて、つい相手に「手」が出て殴ってしまったとか、
子どもやペットがあまりにも可愛いと、思わず「手」が出て撫でてしまったとか。

「手」は無意識の中で活性化しているものに、形を与えてくれる働きをしているのです。

箱庭で最初に砂に触れた時の「ハッ」は、無意識にある活性化したエネルギーが砂に触れることでエネルギーが放出され、思わず「ハッ」とするのではないかと思います。

箱庭療法は、箱庭を作ることで、即、治療効果が出るとか問題が解決するわけではありませんが、自分で作った作品はあなたの無意識にうごめいているものです。それを形として見て知ることができます。思いがけない発見もあります。
そして少し時間はかかりますが、ぴったりした解決法が見つかるのです。

オフィスフジイ相談室では。箱庭の基本が学べる「箱庭スクール」を開講しています。
人数が集まり次第、随時開講しますので、ご参加ください。

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