ゴーン会長が捕まった

こんにちは、皆さまの未来をサポートするカウンセラー藤井幸子です。

ゴーン会長が捕まりました。

私は、以前、日産自動車の嘱託カウンセラーとして、神奈川県内の工場でメンタルヘルスの仕事をしていた時期があります。その時のことを思い出して微妙な気持ちでいます。ゴーン氏の経営は、働く人にとっては、多分とても苛酷に映っていたと思います。

○○工場が閉鎖され、やむなく△△工場に異動し、何とかやっている方、環境が変わって適応できずにうつになってしまった方など、様ざまでした。

それでもゴーン氏の経営を立て直した剛腕さは、高く評価されるでしょう。会社が経営不振で倒産してしまっては、働く人にとってはたまりません。会社がうまく回らなければ、働く人は

いずれ働く場を失ってしまいます。そう思って当時の不遇を耐え忍んだ方は、多くいると思います。その方々に、今のゴーンさんはどう映っているのでしょうか？

働く人のメンタルヘルスは、その多くを経営者にさまざまに依存しています。経営者が働く人の痛みを分かってくれているなら、働く人は一時の痛みにも耐えられると思うのですが、全然理解を示さない経営者はいずれ何らかの憂き目を見ると思うのです。

ゴーンさんもまた然りということでしょう。

それにしても、どうして今頃…？と思ってしまいます。

どこかに政治的な意図が隠されているのかもしれません。