職場で働くあなたもわたしも発達障害

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さちこのONE-STEP-FORハピネス

2019/10/31 職場で働くあなたもわたしも発達障害

こんにちは、心理カウンセラーのふじいさちこです。

 

今日は、働く人の発達障害について考えてみます。

 

発達障害という診断名もその特徴も、現在は多くの人に知られてきているので、カウンセラーとしては、発達障害かもしれないと推測できるするクライアントに対して、以前よりは気楽に「もしかしたら、発達障害かも?」と話題提示が出来るようになってきました。

 

それでも伝える時は、しっかりラポールを形成して、その上で慎重に伝えます。クライアント自身も、自分の生きづらさを自覚しており、専門機関で医師の診断を受ける事をお勧めすると、案外、気軽に受けに行く方も多いのです。

 

また、診断を受けなくても、自分なりに本を読んで研究し、どのように職場に適応したら良いのかを学び、自ら実践している者もおられます。そういう方は、自ら社会に適応しようと努力するので、結果として現在よりも気楽に自分らしい「人生」を送ることになるようです。

 

人間すべて、均等に発達が進展する人など居ないでしょう。ある意味では、発達はみんなデコボコであり、発達障害ではない人間などいないことになります。多かれ少なかれ、あなたもわたしも、みなさん発達障害です。そんな話を交えながら、カウンセラーが「もしかしたら発達障害かもしれないですね?」と指摘すると、その後専門の検査を受けて、「やはりそうでした、発達障害だと分かって気持ちが楽になりました」というクライエントも多いのです。

 

仕事で苦手なことが、以前は自分の能力不足だと思って劣等感に悩んでいたけれど、そうではなく、疫学的に適性が無いことによるのだと自覚できると、自分に合った職場への異動をあまりためらうことなく願い出て異動を実現し、今は快適に会社生活を送っている人も多いのです。

 

大事なことは、柔軟性と積極性だと言えそうです。

カウンセラーの仕事は、クライアントの固まった劣等感をほぐすお手伝いと、後ろからそっと背中を押すことだと考えています。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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